いまやメディアミックス化が約束さるほどの大人気漫画となったアオのハコ。
実は原点となる読み切り版が存在します。
※アオのハコは週刊少年ジャンプ2020年35号に読み切りとして連載されました。
エンタメモアオのハコが好きな人は是非読んでおくべきです！
本記事ではアオのハコの読み切り版を読む方法を紹介します。
アオのハコ「読み切り」を読む方法
アオのハコ「読み切り」を読む方法は現在2通りです。
漫画系のサブスクリプションなどでは、絶対に読めないのでぜひ読んでみてください。
ジャンプチャンネルのボイスコミックから読む
ジャンプ公式のYouTubeチャンネルからボイスコミックで無料で読むことができます。
週刊少年ジャンプ2020年35号のバックナンバーから読む
アオのハコは週刊少年ジャンプ2020年35号に読み切りとして連載されました。
雑誌または電子版のバックナンバーを購入すれば読むことができます。
アオのハコ「読み切り」のネタバレ感想
女バス3年、男バレ2年。2人だけの、アオの時間。
冒頭は体育館。
俺の青春はこの箱に詰まっているというナレーション。
勝ちたい人がいるんで！
体育館に駆け込む主人公。
ばれえぼぉると書かれたシュールなTシャツを着ています。
今日こそは一番乗りー！と体育館の中に入ると…
着替え中の一人の女子が。
水色の下着を見てしまった主人公。
すみません！とあやまります。
私の方こそごめんねと大人な反応の女子。
今日も負けた…と独白する主人公。
俺は千夏先輩が好きだ
主人公の通う高校には12の部活があり、その内5つの部活が体育館で活動しているようです。
- バレー
- バスケ
- バトミントン
- 体操
- 演劇
そして毎朝、早くから体育館にくるのが
- 主人公 男子バレーボール部 2年 猪俣 大喜（いのまた たいき）
- 女子バスケット部 3年部長 鹿野 千夏（かの ちなつ）
の二人のようです。
そして主人公、大喜（たいき）は俺は千夏先輩が好きだと独白します。
俺…先輩に告白しようと思う
2-B教室。
俺…先輩に告白しようと思う、と大喜（たいき）
親友の眼鏡くんこと匡（ きょう）はやめとけと一言。
千夏先輩は、運動神経抜群、部長、人柄も良い、モデル並みの顔とスタイルで学校でもトップの人気の生徒ということで高嶺の花だと解説する眼鏡くん。
1回戦敗退の大喜（たいき）にせめて、2回戦進出を目指せよと眼鏡くん 。
君って結構ドジな人だよね
練習に別を上げる大喜（たいき）。
一生懸命見せる姿を見せないとと千夏（ちなつ）先輩を意識しています。
雑用もしっかりこなす大喜（たいき）。
水飲み場で千夏（ちなつ）先輩を見かけます。
ポカリの袋が開けられない千夏（ちなつ）先輩をみて、あけましょうかと大喜（たいき）
力を入れすぎでポカリスウェットの粉をぶちまけてしまいます。
それを見て大笑いする千夏（ちなつ）先輩。
君って結構ドジな人だよねと一言。
さらにさっきも顔面でボール受けてたよねと、どうやらしっかり大喜（たいき）のことを見ていたようです。
これじゃあ、部活戻れないよねと、ポカリの粉をかぶった頭を触る千夏（ちなつ）先輩
大喜（たいき）は千夏（ちなつ）先輩の脇を見て、朝の着替えのことを思い出して赤面します。
とっさに水を出して、ごまかす大喜（たいき）。
またね大喜くん
部活に戻ろうとする千夏（ちなつ）先輩
去り際にまたね大喜（たいき）くんと名前を呼びます。
なんで！名前っと言いかける大喜（たいき）
毎朝みかけてるからと千夏（ちなつ）先輩
それは自尊心的にNG
早朝。
名前を覚えてもらったし、次は連絡先を聞くと意気込み体育館に入る大喜（たいき）
そこには誰もいませんでした。
用具庫から制服姿で荷物を運んでいる千夏（ちなつ）先輩
手伝いますと大喜（たいき）。
千夏（ちなつ）先輩は遠慮するも、俺の自尊心がキズがつくんでと無理やり手伝う大喜（たいき）
「それは自尊心的にNG」というおじいちゃんの言葉を披露する大喜（たいき）
千夏（ちなつ）先輩は真っ直ぐな所がポイねといいます。
千夏先輩って負けず嫌いですよね
家族構成を千夏（ちなつ）先輩に聞く大喜（たいき）。
2個上のお兄ちゃんがいるよと答える千夏（ちなつ）先輩
ポイですと言いかえす大喜（たいき）
でも私はたいてい下がいそうって言われるよーと千夏（ちなつ）先輩
千夏（ちなつ）先輩って負けず嫌いですよねと大喜（たいき）。
でもと反論することろもそうですが、決定的瞬間があるんですと
千夏（ちなつ）先輩の一つ上の先輩たちの引退試合の翌日のことを語る大喜（たいき）。
俺はかっこいいと思ったんです
2年生の千夏（ちなつ）先輩。
僅差で負けてしまった千夏（ちなつ）先輩は号泣しながら翌日朝練をしていた姿を見た大喜（たいき）。
それだけ真剣にやっていたことを感じて、俺はかっこいいと思ったんですと気持ちを伝えます。
ありがとうと千夏（ちなつ）先輩。
続けて告白しようとする大喜（たいき）
しかし男子バスケット部の部長、関くんが突然千夏（ちなつ）先輩に声をかけます。
俺は最後まで戦い抜く！
男バスの関先輩が気になる大喜（たいき）。
匡（ きょう）からの情報では千夏（ちなつ）先輩との交際が秒読みとのうわさ。
イケメンで高身長でバスケも上手いライバルの登場に、俺は最後まで戦い抜く！と燃える大喜（たいき）。
不戦敗かぁ
帰宅中。
校内で千夏（ちなつ）先輩と関先輩の姿を見かける大喜（たいき）。
こっそりのぞくと、関先輩の告白をごめんと断る千夏（ちなつ）先輩
部活に集中したくて、誰とも付き合う気はないとのこと。
その一部主人をみて、凹む大喜（たいき）。
部活に負けるならしょうがないかって思っちゃうじゃんと関先輩の告白を自分に重ねます。
不戦敗かぁと独白する大喜（たいき）。
ホントむかつくよね
朝練は体育館に行かず、トレーニング室で過ごした大喜（たいき）。
体育館にもどるとそこには千夏（ちなつ）先輩の姿はありませんでした。
体育館裏で千夏（ちなつ）先輩のことを噂している女子バスケット部の子たち。
関部長に告白されて、ホントむかつくよねと女子たち。
調子にのってるし、たいした努力もしてなくせにと陰口を続けます。
それを聞いた大喜（たいき）はそんなことないですといきなり割り込みます。
先輩を傷つけるようなこと言わないでください
千夏（ちなつ）先輩の努力の話を女子バスケット部の人たちに説明する大喜（たいき）。
千夏（ちなつ）先輩はバスケ部が好きなんです、先輩を傷つけるようなこと言わないでくださいと、声をはります。
ところがうんと素直に返す女子バスの先輩たち。
どうやらむかついたのは千夏（ちなつ）先輩ではなく関部長のことでした。
関部長はナルシストでよく千夏（ちなつ）に告れたよねという感想。
千夏（ちなつ）のこと、私たち以外で評価してくれた嬉しいよと褒められます。
突っ走ってしまったと大喜（たいき）。
だって今まではそうやって断って来たから
後ろから千夏（ちなつ）先輩が登場。
どうやら話を聞いてたようで、大喜（たいき）のことを真っ直ぐとゆーか、猪突猛進とゆーかと笑顔の千夏（ちなつ）先輩
そして私に言いたいことない？と尋ねる千夏（ちなつ）先輩。
皆さんに陰口は良くないと思いますとお伝えくださいと大喜（たいき）。
他にはナイですと大喜（たいき）。
ついでに千夏（ちなつ）先輩の部活の邪魔したくないんでと言ってしまいます。
もしかして関部長の告白を聞いてたの？と千夏（ちなつ）先輩。
だって今まではそうやって断って来たからと千夏（ちなつ）先輩
好きです付き合ってください
最近はその人に会うためならわたしもがんばろうって思えたと千夏（ちなつ）先輩。
試合で負けて号泣している姿もその人なら見せられるかもとか考えていたわけですが…
間接的に告白される大喜（たいき）。
察して、大喜（たいき）から好きです付き合ってくださいと告白。
すぐさま「はい」とOKの返事をする千夏（ちなつ）先輩
二人は体育館裏でキスをします。
凍らせたポカリの溶け始めの味がする
キスの後。
凍らせたポカリの溶け始めの味がすると感想を漏らす千夏（ちなつ）先輩
赤面する大喜（たいき）。
最後に俺たちの青春はこの箱に詰まっているとナレーション。
アオの時は流れて…と締めくくります。
読み切り版のアオのハコと連載版の違いと感想
読み切り版はきれいに話が終わって、アオのハコの原点というか、コンセプトというか原液が詰まってて、最高でした。
ここで読み切り版のアオのハコと連載版の違いをまとめてみました。
読み切り版では…
- 千夏（ちなつ）先輩は3年生、大喜（たいき）は2年生
- 大喜（たいき）はバトミントンではなくバレーボール部。
- 千夏（ちなつ）先輩の髪型がポニーテール。
- 親友の眼鏡くんこと匡（ きょう）は将棋部。
- 大喜（たいき）はおじいちゃん子。
- 千夏（ちなつ）先輩には2個上のお兄ちゃんがいる
- 男子バスケット部の部長、関くん(針生（はりゅう）先輩にあたるキャラ)
- 雛（ひな）は新体操ではなくバトミントン部（最後にちらっとでてきます）
連載している本誌では千夏（ちなつ）先輩は大喜（たいき）への気持ちは謎ですが、読み切りでも途中まではわからず、最後に千夏（ちなつ）先輩から告白の流れを作る展開でしたね。
本誌でもこのコンセプトをしっかり描いているような気がします。
エンタメモますますアオのハコの連載本誌を読むのが楽しみになりました！
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